お金の掛からぬ健康法 その4

〈 秒単位のストレス解消法 −胴ぶるい− 〉



犬や猫は毎日必ず、ぶるっぶるっとカラダを揺らします。内臓の歪みを正しているのです。人間の感情は犬やネコより複雑で、ストレスでおなかにしこりや歪みを作っています。胴ぶるいは内臓の調整に正に絶大な効果があり、犬や猫だけにやらしておくのはもったいない話です。胴ぶるいはボデイトークの増田明さんが発見されました。

やり方は両足をちょっと開いて立ち、「アー」と声を出しながら腰をゆらすだけ。声を出すのは2つの意味があります。1つは黙ってやっていると、つい息を止めて一生懸命やる人が出るからです。もう1つは微細な声のバイブレーションがカラダをほぐしてくれるからです。カラダを揺らすということは地球の引力と1つになることです。注意することは肩に力を入れず気楽に揺らすことです。それとちょっとだけ身体を前に倒してやることです。現代人は後ろ重心の人が多く、後ろ重心でやるとカラダはほぐれても身体のバランスが崩れるからです。

初めての人が10人位いるとすると、そのうちの1人は胴ぶるいしただけで10センチも深く前屈出来るようになりびっくりします。他の方も5センチは余計に曲がります。慣れてくると数秒で効果が出ます。秒単位で出来ますから、家事の合間・仕事の合間にやっているとストレスを溜め込まずに済みます。


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